MNP一括0円が終了とキャッシュバック削減
1月31日、スマホの乗り換えキャンペーンが縮小されました。 ドコモの「のりかえボーナス(21600円の割引)」が1月31日で終了し、ソフトバンクの「のりかえ下取りボーナスキャンペーン(最大31600円相当還元)」も1月で終了しました。
お近くの携帯電話ショップ等で、行き過ぎたスマートフォンに係る端末価格割引・キャッシュバック等(スマートフォンの端末の購入を条件とした割引・キャッシュバック等が、端末価格相当を上回るもの)と思われる広告・掲示などがありましたら、以下の連絡先まで、画像ファイル等の情報をメールでお寄せください。
しかし、キャッシュバックが縮小されたのはスマホだけではありません。
ネット回線の新規契約のキャッシュバックも減額
ネット回線の新規契約も多額のキャッシュバックがありました。しかし。2015年4月よりNTTの新体制によって、この多額のキャッシュバックはなくなりました。
キャッシュバックの仕組み
NTTは販売代理店を通してフレッツ光を販売し、販売代理店はNTTより販売手数料をもらっていました。その手数料の一部をキャッシュバックとして還元していたのです。 2015年、NTTは回線の貸し出しをするようになり、フレッツ光を拡販する必要がなくなりました。NTTはフレッツ光よりもこの貸し出した回線を売りたいのでしょうか?販売代理店への販売手数料が減ったためにキャッシュバックも少額になってしまいました。 しかし、貸し出した回線を使った事業展開のキャッシュバックは現在25000円程です。
光コラボ契約時の注意点
上記に記載しましたが、NTTの回線を使って事業展開しているものが光コラボレーションです。2015年2月よりNTT東日本・西日本が開始した新しいビジネスです。「ドコモ光」や「ソフトバンク光」「au光」、「so-net光」や「OCN光」などがあり、回線はNTTのままなので、回線速度には影響がないとされています。 「ドコモ光」や「ソフトバンク光」「au光」は携帯電話と光回線利用をまとめることにより割引がされます。この点はお得で、ドコモ光の契約件数も伸びているようです。 光コラボは、フレッツ光よりも多少のキャッシュバックは期待できますが、以下の事に注意して下さい。
- 契約年数 契約年数が3年毎で自動更新などもありますから注意が必要です。
- 初期工事費用負担 今までは「初期工事費無料」という契約内容が多かったですが、光コラボは15000円~24000円程の初期工事がかかります。
価格ドットコムなどの代理店のサイトをみると、この初期工事費用が分割になり月額料金に組み込まれていてわかりにくいので注意が必要です。 |
プロバイダ乗り換えのキャッシュバック
現在、プロバイダ乗り換えるだけでキャッシュバックはあります。「ドコモ光」「au光」は契約できるプロバイダや契約で高くなるプロバイダもありますので、キャッシュバックのあるサイトでプロバイダを乗り換えて「ドコモ光」や「au光」に変える方がお得かもしれません。