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変更する前にバックアップすることをオススメします。

WordPress メディア追加のボタン等が反応しない時の対処法

wp-config.phpファイル WP プラグイン
wp-config.phpファイル
WP プラグイン
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WordPressの不具合

WordPress アップデート後、ビジュアルエディタ等に問題が発生。JavaScript 連結の無効化 が必要なようです。その方法について記載しています。

問題

  • メディアの追加のボタンが反応しない。
  • ビジュアルエディタから、テキストエディタタブを押しても移動できない。
  • パーマリンクの編集ボタンが反応しない。
  • アイチャッチ画像が追加できない。
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WordPress メディア追加のボタンが反応しない時の対処法

まずやらなければならないことがいくつかあります。それについて記載しておきます。

バックアップをとる

定期的にデータベースとサーバー上にあるファイルのバックアップは行っていると思いますが、プラグインなどをチェックする前にバックアップしておいた方が無難です。しかし、不具合が起こった後にバックアップする場合は、不具合が起こる前にバックアップしたデータは残しておいてください。

バックアップの保持の件数を設定している場合は、不具合が起こる前のデータが消去される場合があるので注意してください。

ブラウザのチェック

  1. ブラウザのキャッシュを削除
  2. 別のブラウザでも同じ状態なのかチェックする

テーマのチェック

  1. テーマが更新されているか確認する
  2. テーマを変更してみて同じ状態なのかチェックする

プラグインのチェック

  1. プラグインは最新のものか確認する
    プラグインを更新していなければ、問題を起こす可能性もあります。
  2. プラグインを停止
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プラグインの停止について

プラグインは問題を起こす可能性が高いです。不具合が起こった時に疑うのがプラグインです。どのプラグインが問題を起こしたのか確認する必要があります。そのために、プラグインを1つずつ停止して、問題を起こしたプラグインを特定します。

過去の同様の不具合の原因は Javascript が原因であると考えられました。メディア追加の表示は JavaScript を利用しています。WordPressの管理画面で呼び出される jQuery のバージョンと、プラグインやテーマのバージョンが違い整合性がとれなくなりコンフリクトが発生し、不具合を起こします。

今回も「Javascript 連結の無効化」この方法で改善できるようです。

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JavaScript 連結の無効化

「wp-config.php」を編集しなければなりません。

管理画面のスピードアップのため、JavaScript ファイルはすべてひとつの URL に連結されます。管理画面で JavaScript がうまく動作しない場合、この機能を以下のようにして無効化できます。

define(‘CONCATENATE_SCRIPTS’, false);

「wp-config.php」の最終行に 「define(‘CONCATENATE_SCRIPTS’, false);」 を追加します。

最終的な方法ですが、実際これで改善されています。wp-config.phpファイルの編集は大変そうですが、注意点を守ればできます。注意することは、メモ帳(Notepad)で簡単に開き、内容を見ることはできますが、メモ帳で編集・保存しないでください。文字コードが変わります。以下に注意点を記載しています。

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wp-config.phpの編集について

wp-config.phpファイルは重要なファイルであり、WordPress のファイルディレクトリのルート直下に置かれています。

FTPを使い、wp-config.phpファイルを編集します。

wp-config.phpファイル
wp-config.phpファイル

FTP接続先フォルダの変更

無料サーバーのFTPの接続先は、デフォルトで「/wp-content」以下のフォルダにアクセスするようになっており、WordPress直下にはアクセスできないようになっている場合もあります。

無料のサーバーの場合でも FTP接続先フォルダ変更できる場合もありますが、フォルダを変更できず、wp-config.php の編集ができないサーバーもあるようです。

wp-config.phpファイルの編集で注意すること

テキストエディッタを使う

「wp-config.php」を編集する場合はメモ帳(Notepad)やワープロソフト(Microsoft Word)は絶対に使わないでください。メモ帳(Notepad)は文字コード「UTF-8 BOM あり」でしか保存できないため利用できません。文字コードは「UTF-8 BOM なし」で保存します。

一般的にはサクラエディタや秀丸エディタを利用するようです。

参照→ 利用可能なテキストエディタ

空白のチェック

入力した値の前後に余計な空白がないか確認してください。

ファイルの先頭と最後の行の確認

  • ファイルの先頭は <?php 
  • ファイルの末尾は ?> は不要
  • 先頭と最後に空白がないか確認する

「wp-config.php」の編集後のエラー

もし「UTF-8 BOM あり」で保存した場合や空白が入った場合には「Warning: Cannot modify header information – headers already sent by ~」というエラーが出力されます。その場合はもう一度、その点に注意して見直してください。

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wp-config.phpファイルの内容

「wp-config.php」の中身について追記しておきます。このファイルにはMySQL データベースへの接続情報など重要な情報が含まれており、「wp-config.phpファイル」はWordPressダウンロードファイルには含まれていません。WordPressをセットアップする過程で「wp-config.phpファイル」が作成されます。

  •  /** WordPress のためのデータベース名 */
  • define(‘DB_NAME’, ‘データベース名’);  /** MySQL データベースのユーザー名 */
  • define(‘DB_USER’, ‘ユーザー名’);  /** MySQL データベースのパスワード */
  • define(‘DB_PASSWORD’, ‘パスワード’); /** MySQL のホスト名 */
  • define(‘DB_HOST’, ‘ホスト名’);  /** データベースのテーブルを作成する際のデータベースの文字セット */
  • define(‘DB_CHARSET’, ‘utf8’);  /** データベースの照合順序 (ほとんどの場合変更する必要はありません) */
  • define(‘DB_COLLATE’, ”);

※随時更新