グレイテスト・ショーマン 実話 悪名高き実業家の業績



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P・T・バーナム(Phineas Taylor Barnum)

1810年アメリカ・コネチカット州生まれ、父親は宿屋兼商店店主であり、P・T・バーナムも21歳で商店を経営します。全米で禁止されていた宝くじが財源目的で再開されると、宝くじに興じ事業は失敗します。

1829年、週刊新聞「ザ・ヘラルド・オブ・フリーダム」を創刊。この新聞に書いた記事により、数件の名誉毀損で訴えられ、1件の訴追で収監されることとになります。

1834年にニューヨーク市に移り住みます。

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見世物小屋「161歳でジョージ・ワシントンの元乳母」

1835年、パーナム25歳の時に「ジョージ・ワシントンの元乳母で160歳を超えている」と言われていた黒人奴隷の女性ジョイス・ヘスを買い取り、「161歳でジョージ・ワシントンの元乳母」という触れ込みで、見世物小屋に出演させます。

「実はジョイス・ヘスは機械仕掛けの人形で、腹話術師がしゃべっている」など、パーナムはデタラメな噂を流したり、過激な宣伝で客集めをしています。

1836年にヘスが亡くなった時には公開検死ショーまでも開催。

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バーナムのアメリカ博物館でフィジー・マーメードなど展示

1841年に「スカダーのアメリカ博物館」を買い取り「バーナムのアメリカ博物館(Barnum’s American Museum)」と名付けオープンさせます。
「イギリス領の南太平洋の島、フィジー島で捕獲された。」という触れ込みでフィジー・マーメードを展示。その他、アルビノやフリークスの写真など展示していました。

親指トム将軍(General Tom Thumb)

1842年には見世物小屋で「親指トム将軍」の興行が大当たりします。「親指トム将軍」ことストラットンは小人症でした。

1844年、バーナムは親指トム将軍らフリークスを連れ、ヨーロッパ巡業を行います。そして英国ヴィクトリア女王にも面会します。

チャールズ・スチラットンは「バーナムがいなければ誰も私達を「人間である」とは認めてくれなかった」とバーナムに感謝の言葉を述べています。

スウェーデンの女性歌手・ジェニー・リンド

1850年、スウェーデンのオペラ歌手ジェニー・リンドと契約し、アメリカで一晩1000ドル、150公演行います。ジェニー・リンドは1940年代に多くのオペラを演じ「スウェーデンのナイチンゲール」と称されていました。

オペラを知らなかったアメリカにオペラを広め、ジェニー・リンドは人気を博します。

Greatest Show on the Earth(地上最大のショー)

1871年、サーカスの地上最大のショー(Greatest Show on the Earth)を立ち上げます。

バーナムのアメリカ博物館と動物園とサーカスを合わせた大サーカス団を作ります。

サーカス列車

1872年、サーカス団の規模拡大に伴い、馬車での興行が困難となり、その解決策としてサーカス業界初の興業列車、サーカス列車を所有します。

バーナム・アンド・ベイリー・サーカス

1881年、ジェームズ・ベイリーが経営していた「クーパー・アンド・ベイリー・サーカス」と合併。「バーナム・アンド・ベイリー・サーカス」をオープンさせ、世界中を巡業します。

ジャンボ

ジャンボはオスの象であり、パリやロンドンの動物園を経て、1882年にバーナムが買い取ります。パーナムは巨大な象「ジャンボ」を宣伝します。この宣伝により「ジャンボ」は巨大を意味するようになりました。

1885年、ジャンボは貨物列車事故で死んでしまいます。

リングリング兄弟

バーナムの死後。1907年にリングリング兄弟が「バーナム・アンド・ベイリー・サーカス」を買収。これが後の「リングリング・ブラザーズ・アンド・バーナム・アンド・ベイリー・サーカス (Ringling Bros. and Barnum & Bailey Circus) 」です。

バーナム効果

バーナム効果はP・T・バーナムの興行手法であり、バーナムの言葉である「we’ve got something for everyone(誰にでも当てはまる要点というものがある)」に因んでその名が付けられました。

バーナム効果とは、誰にでも該当するような曖昧で一般的な性格をあらわす記述を、自分だけに当てはまる性格だと捉えてしまう心理学の現象。

心理学者バートラム・フォアラー

1948年、アメリカの心理学者バートラム・フォアラーが、学生に「テストの結果であなたの性格を診断する」と嘘を付き、簡単なテストをした後に、事前に用意していた文章を見せてどういう反応を示すかという実験を行った。その結果、学生の多くがその文章を見て「自分に当てはまっている」答えた。

アメリカの心理学者ポール・ミール

1956年、アメリカの心理学者ポール・ミールが、心理学者バートラム・フォアラーの結果をバナールの「we’ve got something for everyone(誰にでも当てはまる要点というものがある)」という言葉に因んで「バナール効果」と名付けます。バートラム・フォアの名をとってフォアラー効果とも言います。